皮膚病・アトピー性皮膚炎

長引く皮膚病の相談

長引く皮膚病の相談

「皮膚は内臓の鏡」といわれるように、皮膚病の 多くは、今炎症をおこしている皮膚のみが悪いの ではなく、体質や内臓の異常が大きく関与しています。

 

一枚のガラスの両面から磨いてきれいにするように、人間の皮膚も内(漢方薬)と外(外用薬)の両面 より皮膚病を改善する対策が必要です。


アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、増悪、緩解を繰り返す、搔痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者さんの多くはアトピー素因を持ちます。

 

アトピーは、難治化しやすく、治療法も確立されていないため、いろいろな治療法や考え方があり、何をすればいいのかわからない「アトピー難民」が増えつづけている病であり、人が違えば異なる病気です。ステロイドなど外用剤は、外因性が強い場合にはよく効きますが、内因性が強いアトピーが増えた現代、外用剤が効かない人が多く、当店では、体質改善を中心とした体のケアをしています。

 

 一人一人体質が違い、治す力も、人によってかなり違います。

あなたの体質にあわせてサポートします。

ご相談ください。


アトピーが治らない理由

体は、いつでも治る方向にメッセージを出しています。

しかし、方法と努力の方向性が間違っていると、ゴールにたどり着けません。

 

ステロイドを除いても、初期状態に戻るだけで、アトピーに至った原因そのものは残っています。


アトピーとお食事について

アトピーは、マイナスの栄養学です。

何を食べるかではなく、何を食べないようにするか。

腹八分目、胃腸に負担をかけない事が治すコツです。

 

お米、白身魚(旬)、お野菜中心

肉や油、砂糖は控える

パン、添加物、お菓子は禁忌

 

カタカナ食→和食の伝統食中心がおすすめです。

小麦や乳製品、油が自然と減らせるからです。

 

アルコール、チョコレート、アイスクリーム、ヨーグルト、もち、揚げ物などは炎症を助長し、悪化します。


ご相談事例

※個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。

 

【20代男性 アトピー性皮膚炎 

ステロイドを自己判断で中止してから2年、疲れて体調悪化すると、下腹部痛、動悸、冷汗。身体全体の皮膚を掻き壊し、汁がでている状態。痒くて眠れない、だるい、無気力、寒気がする。この方は、陰証の虚証で、身体が弱って、自律神経が乱れ、パニック様症状もおこしている。まず体の内側から治す力を引き出す漢方薬と、ドクドクと胸苦しさに対しては神経に対する漢方薬を飲んでいただき、お食事の改善もお願いしました。胃腸の状態を見ながら漢方薬を微調整して続け、年単位で体調、皮膚ともに改善されていきました。

    

【30代女性 アトピー性皮膚炎

子どもの頃からのアトピーで、現在は首と顔に出ている。胃腸が弱く、消化不良をおこしたり、軟便、下痢、腹満、ガスがたまる、全身だるい、疲れやすい、手足腰が冷える。舌質淡紅、歯痕舌、ところどころ苔が剥がれ地図状舌。漢方では五行で皮膚(肺)の裏は大腸、肺の親は脾(胃の機能)で、まず胃腸を立て直す漢方薬を中心に飲んでいただくと、お腹が温まり、胃腸の調子がよくなり、肌も明るくなってきました。消化力が弱いため、消化のいい温かいものをよく噛んで腹8分目をお願いしました。その後も一進一退で、体調をみながら漢方薬を服用していただいたところ、胃腸の状態、皮膚ともに安定してきました。

  

【20代女性 皮膚の乾燥

子どもの頃から皮膚が乾燥して痒い。特に膝下、おなか、腕が乾燥し、冬に悪化。皮膚を栄養・滋潤して皮脂腺の分泌を促し、皮膚を正常化し、止痒作用のある漢方薬を内服して、患部に漢方の外用薬を薄く延ばして塗っていただくと、乾燥がやわらぎ改善されてきたとのことで、続けていただいています。

  

【20代男性 尋常性白斑数年前より、顔や首の側面に出始め、就活のストレスにより悪化。ストレス、胃腸をととのえ、皮膚の力をつける漢方薬を飲んでいただくと、イライラが緩和、胃腸の状態がよくなるとともに、徐々に改善していきました。

 

  【40代女性 手指の湿疹

疲れやすく、眠りが浅く夜間に目が覚め、トイレに起きる。食後眠い。滋養強壮のあるものと胃腸の漢方薬を飲んでいただくと、服用して3日目から元気がでてきて効果実感。4ヶ月ほど続けていただくと、疲れやすさ、ねむさが改善し、夜間にトイレに起きなくなり熟睡できるようになり、手指の湿疹もよくなっている。

  

【30代男性 アトピー性皮膚炎

生まれた頃より湿疹があり、大学生の時や、就職後のストレスなどでひどくなり、現在は口の周り、目の上、おでこ、うでにでている。炎症をとり、ストレスを緩和する漢方薬を服用していただくと、皮膚の盛り上がりがなくなり、赤味、かゆみがとれてきた。かぜをひいて悪化したり、環境の変化で皮膚も変化しながら、漢方薬を継続されると、身体のだるさ、背中の凝りもとれて、かゆみもとれた。

  

【60代男性 湿疹

蒸し暑くなると、運動後、風呂上り、食後に湿疹がでる。炎症をとり、清熱利水の漢方薬を飲んでいただくと、よく効いたとのこと。

 

【30代女性 足裏の湿疹

10年以上前から、足裏に水泡ができて、そのあとカサカサになる。むくみ、生理痛、生理不順、コロコロ便、だるい、疲れやすい、夜間尿がある。血行、ホルモン、お腹を温め治す力を引き出す漢方薬を服用していただきました。便秘、下腹部のはりやガス、疲れが改善していくと、過食が減り、体重が減ってきた。夜間尿の回数も減り、4ヶ月を過ぎるころ、足裏の湿疹はよくなってきた。その後も継続され、生理不順や生理痛も改善されました。 

  

【11カ月男児 湿疹

生後3か月より、頬、目の上、首~胸、肘の内側、膝の裏、足首に湿疹がある。お腹から皮膚に力をつけていく漢方薬を朝夕飲んでいただき、漢方の外用薬2種類の使いわけを説明しました。1ヶ月後、顔の赤味がとれた。2カ月後、湿疹のところがボロボロ向けて白い皮膚が出てきて、だんだんよくなっている。3か月後、顔、肘、膝裏はきれいになり、かなりよくなっている。何回かボロボロむけたりを繰返し、全体的によくなってきた。 

  

【40代女性 じんましん

体側のかたい所に盛り上がりボワーっと広がる。赤く熱をもち、かゆい。ストレスや疲れで悪化する。湿熱、かゆみ、ストレスを改善する漢方薬を飲んでいただくと、じんましんがでなくなり、疲れや痔にもいいとのことでした。